2016年度が始動!

八王子市の市税歳入900億円に対し、一般会計の歳出は1986億円と過去最高。国や都からの補助があるといっても、家計に例えるとありえない財政状況。八王子市の国民健康保険税の赤字は、高齢化による自然増で、毎年10億円といったスピードで増える勢い。そこへ保育園、学童保育の整備、高校大学への給付型の奨学金制度など、子育て世代や若者支援も重要である。しかし、財布の中身が限られていてそうとう苦しい。問題が多々ある中、あれもこれもできないよね、というのが現状。

春夏秋冬季節は巡り、代理人になってこの1年感じていたことは、とにかく、“生きにくい”世の中にどんどんなりつつあるなぁ。根本的な解決から離れているのでは?と思うことが多かった。学校内にICT機器の配備、朝から晩まで学校で過ごすことになる学童保育や放課後子ども教室。特別支援教室。学校への冷暖房の配備。なんでもサービスとして受けるものになり過ぎていないか。大切な自由な時間を私たちの手に少しずつ取り戻してゆくことが必要なのでは?これからは「やめる、やらない、削る」決断も必要。