精神障がい者たちのコミュニティ「べてるの家」の理念

2017年9月7日 13時34分 | カテゴリー: 活動報告

7月中旬、市議会で会派を組んでいる4人で北海道に会派視察に行ってきました。行程の最後に訪れた、襟裳岬にほど近い地にある浦河べてるの家を紹介します。

1984年ソーシャルワーカーの向谷地生良さんが、精神障がいを抱えた当事者や有志と共に設立。会社や共同住居を作り、30年以上このコミュニティが続いています。

日赤浦河病院精神科の医師も参画、なんと浦河では130あった精神科病床が3年前に0になりました。病気を治したのではなく、病気を抱えたまま心が元気でいられるように仲間で支えあい、地域に貢献しながら地域で暮らしているのです。

べてるの家の理念は「弱さの情報公開」「昇る人生から降りる人生へ」「苦労を取り戻す」「利益のないところを大切に」「勝手になおすな自分の病気」など。本当の豊かさとは?幸せって?社会のさまざまな問題の本質をついた実践がここにありました。

実は精神科病床がとても多い八王子。普段生活の中でこの現実を意識することすらなかなかありません。

当事者の声は届きにくく、問題が見えづらい。課題山積の予感。

しかし浦河で、誰もが地域でいきいきと暮らせるまちの実態と出会った感動と希望は大きく、八王子でもやればできる!(小さな実践の積み重ね)と思えました。