陳情と請願←議会基本条例←議会改革

2018年11月28日 22時40分 | カテゴリー: 活動報告


来年10月に消費税が10%に上がると、保育園・幼稚園の無償化が実現する方向で、無償化の対象から外れる園が出てくる(森のようちえん、里山保育、自主保育といった、いわゆる類似園と行政からはよばれている園)ということで、全国的に動きがあります。

私自身、一番下の子どもを園外保育、共同保育の幼児園に通わせていたことがあり、交代でお当番に入り、自分の子どもだけでなく、複数の子どもたちと自然の中で過ごした時間は宝ものであり、大きな影響を受けています。「保育の多様性・公平性を担保するため、自治体独自の支援制度創設を求める請願を出せないか」という園からの相談を受け、相模原の市議と連携し、共に検討しました。

相模原市議会では、請願と陳情は全く同じ扱いで、提出された陳情はすべて付託された委員会で審議されるが、市民による直接の陳述は、議会運営委員会の中で賛成多数を得ないと認められず、あまり事例がないとのこと。議会基本条例制定時の議論で、市民が直接の訴えをのぞめばできるようにすべきと議論はしたものの、通らなかったそう。

八王子市議会では、陳情は全議員の机上に配布され、議会運営委員会での同意は必要ですが、請願と同様に取り扱うということが議会基本条例に定められています。しかし、これまで取り上げられた事例がありません。請願については、市民が望めば一度委員会を閉じて趣旨説明ができ、議員も提案者自身に質疑をすることができます。休憩中のため、議事録には載りませんが、やはり直接の訴えは、市側にも議員にもしっかりと届くと感じています。

あれこれ考えていた頃、八王子市議会報告会があり、私も登壇していました。質問タイムに、「請願・陳情の審議について、市議会の内部評価は5(満点)となっているが、現状はどうか」という質問がありました。陳情をしっかりと受け止めているとは言い難い現実を変えていかなければと改めて思いました。