台風19号被害の対応について

台風19号被害への対応について、市は国や都などの基準に沿って対応でできることは速やかに行うべく、22億円の補正予算を組み、議会での審議を待たずに対応をしました。

市の裁量が必要なものについては、今後議会を通して決定がなされていきます。現在、開会前の各委員会(11/8、9)にて、市側からの報告を受けました。

避難所開設の数や場所、HPへのアクセス制限、情報弱者への周知などの情報発信の課題、地震と水防の対応の明確化など、さまざまな課題が浮彫になってきています。ここでしっかりと現状を把握し、その情報を生かして、今後の対策を考えていくことが重要です。

今回の避難、被害について、みなさんの気づきや良く機能した事例など、お寄せください。ハザードマップや地域防災計画を一緒に見て考える企画やアンケートなどを実施していく予定です。

代理人になる以前に、私の暮らす地域の学校で総合防災訓練が行われた時、雨が降っていて、傘をさし、足元が悪いと何もできないなと感じたことを思い出しています。北欧やドイツの森のようちえんでは、雨や雪の日も、子どもたちはレインコート、レインブーツ、リュックで歩いて山に入り自然の中で過ごすのだと聞きました。

雨の中でも両手が使え、濡れない、冷えない服装や履物を日常的に使う生活、自然の中で遊びながら体得できることの重要性、地球環境に負荷をかけない暮らし方、エネルギーについてなども、みなさんと考えていきたいと思っています。