ダムについて知る、考える

ぜひ実現したい視察企画があります(頭の中で構想中)。

それは、日本で初めてダムを撤去した、熊本県球磨川にかかる「荒瀬ダム跡」(生物多様性地域戦略策定に向けての学習会の中で知った)と、長崎県川棚町の石木ダム建設予定地を訪問し、現地で活動している団体の方から、ダム撤去の意義やダム建設によって失われるもの、ダム建設目的に対しての疑問や守るべき環境等について、お話を聞くこと。その前段で、「ダムネ―ション」(アメリカでの不要なダム撤去の様子が描かれている)の映画上映会も開催したい。

そんな思いでいた矢先、7月に入って九州に線状降水帯がかかり続け、球磨川、筑後川が氾濫しました。なかなか降りやまない大雨、崩れた道路や斜面、流された橋、心配です。

重機を取り扱うことができる貴重な人材は、これからは自然の姿を変える大開発ではなく、災害復旧などをメインに活用すべきではないか。建築土木の知識と技術、使いこなせる人材の重要性を改めて感じています。

熊本県知事は、球磨川支流の川辺川ダム建設計画を白紙撤回し、ダムに頼らない治水を目指してきました。「ダムがないために大災害が起きた」と安易に結論づけられないように、しっかりと検証を共有しないといけないと思っています。

人工構造物によって自然の力を抑え込むことには無理があり、副作用も大きい。昔ながらの土木工法に習って、自然のリバウンド力を意識しての治山治水を、「環境」を学ぶことの重要性が問われています。

多くの都民が暮らす多摩川の上流域である本市での、責任ある山林整備の必要性について、6月議会の一般質問で取り上げました。八王子・生活者ネットワークのHPでお読み下さい。