農的手仕事コミュニティ構想

私たちの毎日の食事を作るのに欠かせない調味料=味噌・醤油は、米、麦、大豆でできています。国産の穀物は大切に守り育て続けなくてはならない。そんな思いも込めて、12月議会の一般質問では、学校給食について質問しました。

「身土不二」という言葉がありますが、「その土地のものを食べ、生活するのが良い」といわれています。今時期は手前みそを自宅で、仲間と作る人も多くなりました。自分の手のひらに共生している常在菌も暮らす味噌は、最強の発酵食品ですね。八王子に最も近い在来の大豆(津久井在来)と、地粉(農林61号)を使って、醤油麹を4日間かけて造り、その後1年間管理、搾って火入れをし出来上がり。3斗(30升=54リットル)の醤油をたくさんの手で造る。そんな活動を5年以上続けて研鑽してきました。

いよいよ八王子の仲間たちとも醤油造りを展開したい。大豆や麦も栽培したい。醤油を搾るフネを八王子産材で作りたい。こんな活動ができる場も欲しい。八王子・生活者ネットワークの農業チームも加わって活性化したい!ずっと思い描いてきた八王子チームによる醤油作りを始めます。コロナでたくさんの人に声をかけることが今年はできませんが、農的手仕事コミュニティを通して、地域のあちこちで楽しくつながるまちづくりを思い描いています。ぜひご一緒に!