3・11から11年目に入りました
私は仲間と共に、福島の親子を招いて数日間のキャンプを行なう、保養・交流合宿を続けてきて、昨年今年はコロナで開催できていませんが、これからの活動について考えています。
福島で暮らしている(いた)方々が、避難をすべきか否か等、一人一人が悩みながら決断してきたたくさんの選択を、すべて称えたい気持ちです。また今現在も新たな試練に立ち向かっている親子を心から応援したいと思っています。
原発の再稼働はありえない、廃炉や汚染水処理等は、私たち自身の問題です。人間の暮らしから出る毒物を、海や大気に排出しない選択は必須です。
八王子市の施策についても、地球環境に負荷をかけないことを基準にして、多角的な視点を持って判断していくべきです。室外機からたくさんの熱を放出するクーラー、プラスティック等分解できないゴミ排出を進めてしまう施策は、やはりとるべきではない。対症療法的な施策にはNOという意思表示をしていく決意です。私たち市民も、他力本願をやめて、心豊かに自立をしていくこと、そして多様な主体が周りと調和する、そんなビジョンを持って、2期目ラストの2年間をみなさんと対話を重ねながら進んでいきたいと思っています。