原発ゼロ社会への希望を探して
このタイトルは、「生活と自治」3月号の特集と同じです。みなさん、お読みになりましたか?
特集では、世界の原発政策、福島第一原発の放射能汚染水の海洋放出、廃炉の3テーマが取り上げられ、太陽光パネルのリサイクルについての記事もありました。重要な視点が盛り込まれた3月号のテーマについて、みなさんと語り合いたいです!
八王子市の2022年度当初予算にも、「ゼロカーボンシティを目指す」ための取り組みが横断的に取り入れられました。計画に落とし込む作業も含まれています。
私自身が今最も気になっているのが、太陽光パネルやリチウムイオン電池の廃棄についてです。
原材料の採掘から廃棄まで考える、拡大生産者責任が重要です。経産省(設置)と環境省(廃棄)の連携により、廃棄のガイドラインはできています。今後はリサイクルの法制度確立に向けて動いていくことになります。
3.11を経験した私たちは、核の最終処分方法を見いだす前に原発を稼働してしまった大失敗を思い知らされました。新しい技術の開発とともに、その設備の最終処分の方法まで考えて作り使うことが重要です。
化石燃料から再生可能エネルギーへの転換のためにクリアしなければならない問題や、電力需要を下げる暮らし方など、みなさんと議論を深めていきたいです。